関連施設を見学した後は
近くにある無鄰菴(むりんあん)を訪問することにしました。
住所は左京区南禅寺草川町31番地で
南禅寺の入口からすると反対の西側で
琵琶湖疎水から歩いてすぐです。

門をくぐってはいり入場料を払って
お庭の方へ入ると飛び石が設置されていて
飛び石の間には玉砂利が敷かれています。

庭園には苔の庭とか芝地があって
琵琶湖疎水を使用した小川も作られています。
目をあげると周囲は樹木が囲んでいて
遠くには山(大文字山でしょうか)が見えています。

母屋では庭園カフェと称して
お茶とか甘味を戴くことが出来るようになっています。

お庭から母屋を見たところです。
純和風の建物であることがわかりますが
実はお屋敷内には洋館も建っています。

小川ですがお庭に入ったところは割と細かったのですが
上流では川幅が広くなっており中には円形の島があります。

他には茶室も設えてあります。

無鄰菴は明治大正期の政治家である
山形有朋の別荘として1896年に建てられたものです。
敷地内にある洋館の2階には、伊藤博文らと山縣有朋が
日露開戦に向けて話し合った「無鄰菴会議」に
使われた部屋が残っていて、ここは国の名勝になっています。