2019年11月11日

滴滴出行が上海でロボタクシーを運行を開始する

日経新聞で気になった記事を紹介します。

中国でライドシェアというと「滴滴出行」が最大手ですが
2019年内に上海の郊外にある嘉定区において
完全自動運転の「レベル4」のロボットタクシーを運行開始すると
上海で開催の世界人工知能大会の講演で発表しました。

滴滴は世界最多の5億5千万人の利用による
圧倒的な走行データーを武器に、トヨタ自動車などと連携して
自動運転車両の開発から運用、保守サービスまでを
手掛ける構想を描いているとのことです。

滴滴は2012年創業と若い会社ですが
中国国内の大手との合併とか米ウーバーテクノロジーズの
中国事業買収を経て中国のライドシェア市場を寡占。

中国内ではネット検索大手の百度(バイドゥ)が2017年に
自動運転の開発連合「アポロ計画」を立ち上げ、
国家プロジェクトとして中国政府の支援を受けています。

そして2019年内にはロボタクシーの試験運行を
湖南省で始める計画を持っていますが
滴滴が走行距離を武器に百度を一気に抜く可能性も出てきています。

滴滴のライバルはむしろ自動運転の開発で先行する
米グーグルの持ち株会社アルファベット傘下の
ウェイモや米ゼネラル・モーターズ(GM)系の
GMクルーズなどとなります。

米ライドシェア最大手のウーバーテクノロジーズは
2018年の公道走行試験中の死亡事故の影響で
開発が一時停止しており、完全自動運転のシステムを搭載した
実車を2021年には実用化する計画を持っています。

ここまで読んでくると中国政府が自動運転技術の開発を
支援していることで百度、滴滴などが開発を進めており
この分野では米国を上回る可能性も出て来た感じです。

米中貿易戦争をきっかけに世界の覇者が米国から
いよいよ中国に移動のスピードを速めることにならないか
注意深く見守る必要がありそうに思います。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする