2019年11月17日

自動運転の要となるセンサーに参入が相次ぐ

日経新聞で気になった記事を紹介します。

車の自動運転というと運転を行うソフトウェアの開発が
キーの技術となりそうですが、そればかりがキーではなく
人間で言うところの目にあたるセンサーも要の技術となります。

目にあたる高性能センサーは「LiDAR(ライダー)」と呼ばれ
半導体の一種である赤外線レーザーを対象物に照射し、
その反射光を光センサーでとらえて距離を測定する技術です。

この技術はもともと航空機とか月面や産地の計測に利用され、
コストが高いが、障害物の検知で使われるミリ波レーダーと組み合わせて、
精度の高い測定が可能なものだそうです。

車に使うとなると、量産化でコストが問題となりそうですが
京セラはライダーと画像センサーを組み合わせて
高額なミラーを使わないなどの工夫で現状の半額の
50万円以下に抑える製品を開発しています。
性能も競合他社に比べて精度が6倍以上高い事となっています。

他には日本電産がオムロンの子会社を買収して
自社のセンサー技術とオムロンの長距離検知能力が高い
ライダーを組み合わせることで、安全性の高いシステムを目指すそうです。

さらにシャープはCDの読み取りや監視カメラに使う
赤外線センサー技術の自動運転への応用を進めていて
年内にも赤外線レーザーを量産開始するとのことです。

高額なライダーの代替え技術の開発も進んでおり
NTTはカーナビに搭載する安価なGNSS(測位衛星システム)と
安いアンテナで人工衛星から誤差10cmと高精度に
自車位置を推定する技術を開発しており、
実用化ができれば、現在のライダーに比べて大幅なコスト削減となります。

AIとか自動運転で出遅れた感のある日本企業ですが
目にあたるセンサーで世界のトップになって
存在感を見せてほしいところです。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする