2020年01月03日

ペプチドで安価で安全な新がん薬を

日経新聞で気になった記事を紹介します。

ペプチドという言葉を最近聞きますが
はて何かと思っていたのですが
アミノ酸を2〜100個程度つなげた化合物だそうです。

そのペプチドを使用して現在主流になっている
抗体医薬に置き換えようと研究が進んでいるみたいです。

中部大学の山本尚教授はペプチドを作るのにこれまで63回もの
反応を繰り返す必要があったものを
「ルイス酸」と呼ぶ触媒を使う事で
不純物を防いだうえに1回の合成のたびに
ペプチドの長さを2倍ずつ増やす手法を開発して
一気に効率化を達成しています。

がんの治療薬としては抗体医薬の「オプジーボ」が有名ですが
この薬は点滴で投与されるために病院でしか実施出来ませんが
ペプチド医薬なら飲み薬にできるので家庭での治療が可能となります。

さらに、「オプジーボ」には重い肝機能障害や
肺炎などの副作用が報告されているが
ププチドは体内で比較的短時間で分解されるので
標的以外のたんぱく質には作用しにくく
副作用を抑えられるという利点が魅力的です。

新薬の開発の難易度は高く1千億円単位の費用と
10年前後の期間が掛かかる上に成功率は
約3万分の1とされるようでとっても低いです。

日本の製薬企業は過去に化学合成の技術を生かして
低分子薬を市場に送り出してきたが
最近は欧米の抗体医薬に後れを取ってきていました。

ところがここにきてペプチドを安価でさらに
大量に作る技術を開発できたので
日本の製薬会社が復活するチャンスに可能性が出てきているので
関係者のご努力にますます期待したいところです。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする