2020年01月07日

量子コンピューターをグーグルが実証か

コンピューターというと計算するのに「1」「0」の単位で
情報を表現して計算するのがこれまでの常識でした。

ところが、量子コンピューターでは「1」「0」のどちらでもある
「重ね合わせ」という特殊な状態を利用して計算します。
と言われても具体的なイメージがわきませんが
この原理で計算を行うと従来の方法では計算するのに
長い年月を要するようなものを短時間で行えると期待されています。

そんな量子コンピューターという概念だったものを
米グーグルは実証して最先端のスーパーコンピューターで
1万年掛かる計算を3分20秒で行ったそうです。

グーグルなどの企業が量子コンピューターの研究に乗り出したのは、
半導体の性能向上が限界に近付いたことが見え始めたためで、
最近話題のAIなどには膨大なデーターを扱えるコンピューターが
求められているための様です。

量子コンピューターは「量子ビット」と呼ぶ計算単位を使う事で、
膨大な情報もまとめて処理できるらしくて
最近では50〜100量子ビットに達する
「NISQ」と呼ばれる中規模の量子コンピューターに
開発は移行しつつあるとのことです。

計算が飛躍的に早くなることでAIによる画像解析とか
言語処理、医薬品開発とかの後押しにつながると期待されています。
一方、情報伝達に使われる暗号化については
量子コンピューターが暗号を解読してしまう可能性があり
新しい暗号化技術の検討が必要となるなどの負の面があるそうです。

マイナス面があるにしても、これまでにない計算スピードを
手に入れたことで人類に新しい可能性を与えてくれそうで
どんな未来があるのか楽しみにしたいと思います。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする