2020年01月15日

強権で進む中国の自動運転

日経新聞で気になった記事を紹介します。

自動運転というと米国企業が進んでいるとの認識ですが
中国でも政府の後押しもあって自動運転の
開発が進み試験運転地域も各地にできているそうです。

北京では栄華南路周辺を「北京Eタウン」と名付けられており
ここを走る自動運転者の屋根には多くのセンサーが取り付けられていて
トランクにはスーパーコンピュータを搭載しています。

車体には百度(バイドゥ)、小馬智行(ポニー・エーアイ)、
文遠知行(ウィーライド・エーアイ)など
中国を代表する自動運転メーカーのステッカーが貼られています。

技術的には米企業のウェイモ、クルーズに後れを取っていますが
米企業でも交通量が多い道に対応できるソフトウェアの開発は難しく
今頃は世界は自動運転であふれかえり、道は安全になり
渋滞も減っていると言っていたがそうはなっておらず
自動運転技術がいかに難しいかを示しています。

中国では自動運転技術を異なる戦略で進めようとしていて
ソフトが対応できるように道路にセンサーを設置したり
人の移動を制限する法律を制定したりして
自動運転車の走行を容易にする都市の設計とか再開発を行っています。

さらには、事故が起きた場合の自動運転車メーカーの
法的責任を限定する事も行っているようで
一党独裁体制の強みをつかって自動運転を推進しています。

この様なことから自動運転の普及という観点からは
欧米よりは中国の方が早いとの見方が強まっています。
いわゆる「リープフォロッグ」という
新興国が一気に技術革新を進める現象となる可能性があるようです。

気が付いたら中国がいろんな分野で技術の先端を走る時代が
刻々と近づいてきている感じです。これは、世界の中心が
中国に戻ってくるという事かもしれません。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする