2020年02月16日

根拠の薄いがん検診が9割の市町村で実施

日経新聞で気になった記事を紹介します。

日本人の死因の一番多いのはがんでその比率は3割に近くなっています。
その為にか健康診断でがん検診を多くの市町村で取り入れています。

がん検診では国立がん研究センターなどが
「科学的根拠がある」と推奨しているのは
胃、大腸、肺、乳房、子宮頸部の5つのがん検診です。

厚生労働省は指針を作成しており
検診部位と検診方法は以下の通りです。

 部位   検診方法     
 胃    エックス線か内視鏡
 大腸   便潜血
 肺    エックス線など
 乳房   マンモグラフィー
 子宮頸部 視診、細胞診、内診

がん検診はこれらの方法で受けると早期発見につながる一方
誤診断を受けたり、エックス線検査による
放射能被ばくでがん発症リスクが高まったりするなど
受診者にとって不利益も発生します。

その為に国からは死亡率を下げる利点が大きいと証明された
検診に限って推奨しているわけですが
そうでない方法を実施している市町村が9割もあるそうです。

具体的な例としては
前立腺がんに関わる血液中の物質を調べる「PSA検査」があり
1438自治体(83%)が実施しています。
乳がんの超音波検査なども35%が実施しているそうです。

効果が少ない方法で検診を行うという事は
税金とか医療費の無駄遣いにつながるので
海外ではこう言った検診を廃止する流れとなっています。

北欧とか英国では根拠のある検査の受診率の向上に注力し、
子宮頸がんや乳がんの死亡率引き下げに成功したそうですので
日本でもそれに倣って進めてほしいものです。

医療関係企業の宣伝に踊らされないで
本当に有効な検査を行う事で
個人負担額の抑制と税金の無駄遣い抑制につなげて欲しいものです。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする