2020年02月20日

2030年の労働環境の予測

日経新聞で気になった記事を紹介します。

経済学というとケインズという名前が出てきますが
彼が1930年に100年後には1日に3時間も働くと
生活に必要なものは得られる時代が来ると予測をしたそうです。

1930年というと世界恐慌の混乱が広がるさなかだったそうですが
100年後には経済問題が解決して自由な時間をどのように使うのかが
人類の大きな課題になると述べています。

この予想に対して実際はどうかというと
英国のオックスフォード大学が推計しているのですが
米英独のフルタイムの就労者の労働時間は
1870年で週に56.9〜67.6時間だったのですが
2018年には6〜7割に減っているそうで
1日3時間までは減少していませんが減少傾向になっています。

ケインズが描いた未来予想とは全く逆の予想をしているのが
米国のマッキンゼー・アンド・カンパニーで
人工知能とかロボットによる労働の代替えが進み、
世界の労働者の3割に当たる人間の仕事が失われると予想しています。

ケインズは働かなくてよくなると予想し
マッキンゼーは働くことが出来なくなると予想していて
どちらの予想も働く時間は減ると予想しています。

しかし、ケインズは働く時間が減っても
生活できるお金は得ることが出来ていると考えているのに対し
マッキンゼーは働くとこが出来ない人は
生活に必要なお金は得ることが出来ないと考えているのでしょうから
両者では大きな違いがあります。

さてどちらが10年後の世界をうまく言い当てているのかと
考えてみたいと思います。
現在人間が行っている労働をすべて人工知能と
ロボットが代わりにやってくれる時代が来たと仮定するとどうでしょう。

原油はロボットとAIで自動的に掘ることが出来て
掘り出した原油も自動的にタンカーに積まれて日本にやってきて
精製されガソリン、軽油、灯油などに分けられ
ガソリンスタンドに配達されるでしょう。

車は燃料がなくなるとガソリンスタンドに自動運転でやってきて
自動的に給油して自宅のガレージに戻ってきています。
人間は出かけたい時に行先を車に伝えると
自動運転でその場所に連れて行ってくれます。

こんな未来の生活を思い浮かべますが
問題はガソリンを購入するお金を人間はどのようにして稼ぐかです。

すべて機械が勝手にやってくれるという事で
なんでも無料となるなら、人間は働かずして
機械が生み出してくれた燃料とか食べものを得ることが出来るでしょうが
この辺りがどのようになるのか想像できる方は
10年度の未来を予想してみてください。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする