2009年01月14日

こちら北京探題 邱永漢(その2)

中国のGNPがアメリカを追い越す日」
この中で先生は中国のGNPがアメリカを追い越すのは
何時になるかは分からないが、これは既定の事実と
断言されています。

今ならかなりの人がこのメッセージに対してそのとおりと
考えると思います、しかし今でも何を言っていると思う人も
かなり居そうな気がしていますが、この事を13〜16年前に
発信できる先生の先見性にただただ驚くばかりです。

中国は共産主義の体制を維持してきて非能率であったが
ケ小平氏の「改革開放」の考えの下で四川省での自由市場の
実験、これは農民が割り当てされた量の農産物を政府に納めれば
後は自由に売ってよいとのおふれを出した事により
急に皆が一生懸命働く様になった様です。
確かに自分の収入が自分の働きに連動して変わるなら
日本のサラリーマン、役人でもさらに一生懸命働く事に
成りそうな気がします。

ケ小平氏は次に4つの経済特区(深セン、珠海、スワトウ、アモイ)を作り
海外の香港、台湾、東アジアに住む華僑(華人)の外資の
導入を図るようにした。
これらの地域は言葉の関係で
 深セン、珠海=香港人の投資
 スワトウ、アモイ=台湾人の投資
を狙ったもので有ったようです。
また、北京から遠く、これらの実験が失敗に終わっても
見えなかったことに出来ると言う事らしい。

これらの経済特区の実験が成功したのをみてケ小平氏は
92年に上海で「改革開放」のゴーサインを出した。
このときに実験の成功を見ているので、誰も意義を唱えなかった。

ケ小平氏の中国の問題点の把握とそれを打開する為に
計画された戦略は見事であり指導者の考え方で一つの
国が大きく舵を切り成長路線になる事実を見せ付けられて
規模は違うが一個人としても参考にする内容と感じた。




 
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 邱先生の思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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