2009年04月10日

日本で起こった事が台湾でも起きた 『一番悪い時が一番のチャンス』邱永漢

邱先生はここでは、台湾も成熟化社会に入っており
成長化株理論は通用しなくなった。日本と同じように
時代に取り残された企業が淘汰される段階に
さしかかっており、株式投資の妙味がなくなったと
書かれています。

先生は昭和47年に台湾の国民政府からの迎えで
「アジアの孤児」になっていた生まれ故郷の台湾に
戻られ、経済建設にかかわられました。

台湾は教育水準も高く、賃金が高くなりすぎた日本では
出来ない労働集約型の企業を台湾に誘致すれば採算に
乗るのではと考えられて、工業団地をつくって日本企業を
誘致されました。

台湾は日本の十二、三年遅れの状態で日本と同じ道を
辿るとなれば、株式相場も同じ経過を辿るだろうと
思われ、先生は証券会社を作って投資をされました。

しかし、総経理は先生がいくら説明しても短期売買を
行い損を出したので、総経理をクビにして繊維株を売り
成長株と考えておられた電気とガラスの株に買い換えて
損をカバーされました。

■先生が投資先として選ばれる基準にその国に教育水準と
国民性があります。その意味では台湾は投資先としては
合格だったのでしょう。そして経済発展がすすむ段階では
投資のうまみは味わえるが、成熟社会になってしまうと
投資先としての魅力はなくなります。

中国は経済発展の真っ最中なので先生の言われる成長株
理論が当てはまる段階なのかもしれません。
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このブログは邱先生の本の内容を勉強する為に書いています。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 邱先生の思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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