戦後の農地改革で従来大地主が保有していた農地を
小作人に分け与えた、これにより規模が著しく小さくなり
農業で生計を立てられる規模ではなくなってしまった。
また、農業は政治によって守られて来たので
儲からなくても補助金とか補給金を出したり
して損失を補填してきた。
これが農家の経営感覚を麻痺させる事につながっている。
農業の活性化の為には農地を集約し大規模化する事が
必要であり、近隣の農家が集まり「集落営農」という
協業の組織を作っているが、強力なリーダーがいないと
上手くいっていない。
農業で成功するには良いものをつくれば売れると言う
考えを捨てて、お客様のニーズを的確につかみ、
それを供給してゆく必要がある。
この研究に力を入れる事が成功につながる。
販売価格の観点からは、市場に農作物を出すと
買う方が勝手に値段を決める事になり、
メーカーでありながら価格を決める事が出来なくなる。
また最近はデフレで小売業での安売りにより
川上にコストダウンを求めてくる、これによりさらに
儲けが無くなってしまう結果となっている。
これらに対抗する新しい動きとしては、
農産物の直売所が全国に1万2000も出来ている。
その中で利益を上げられない農家の直売所では
市場に出せない物を売っているので
儲からなくても良いという考えがあり、
これが間違いで、ビジネスになっていない。
一方他業種が運営している直売所では
業績が好調となっており、ビジネス感覚の
有無が業績に大きく影響を与えている事が分かる。
2009年11月11日
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