よく見かけるようになりましたがこの本もその一つです。
近藤さんは放射線科の先生のようでがん治療とか
健康診断の効果について異論を唱えてこられた方で
今までは同業者から煙たがられていたのですが
今回菊池寛賞を貰われた様で大変喜ばれています。
気になる文書としては高血圧について書かれていて
昔は160だったのが140になりメタボ検診では
130/80以上が治療目標になったそうです。
これでどこが儲かるかというと薬品業界がホクホクになり
25年前は2千億円の売り上げだったのが
5年前では1兆円と5倍になったようで
基準値をちょっといじくることで、薬の売り上げを
増やす血圧商法と書かれていて驚きの事実です。
また高血糖、高コレステロールの治療薬もあるが
それらの効果の程は疑わしいそうです。
これらは病気と考えないほうが良いそうです。
もう一つはがんの9割は治療すると命を縮めると書かれていて
下手にがんを取り除くとその周辺にがんが再発したり
猛毒の抗がん剤でつらい副作用と縮命効果しかないとの事です。
健康診断についてもへたに診断を受けると
がんもどきを見つけてしまいしないでもよい
治療を受けることにつながるようです。
乳がんについてもマンモグラフィーで見つかる乳がんは
がんもどきが多くする必要のない乳房を切除する
手術をしてしまうことも発生しているみたいです。
医療は絶対と思っていましたが
近藤さんの本を読んでいると今までの常識を疑ってかかる
必要性がかなりありそうです。
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