2017年02月03日

模倣性と紙一重の独創性が必要「スピードに生きる」本田宗一郎

本田さんは企業のデザインには
独創性が必要であるが
それは模倣性と紙一重であることが
必要と言われています。

「しかしつくる側に立っているわれわれが
 模倣していたのでは話にならない。

 われわれはあくまでも独創性を
 追っていかなければならないことは同然だが、
 この独創性も、大衆のもっている模倣性から
 トッピもなく離れたカタチで表現しては、
 大衆は飛びついてこない。

 ほんとうに紙一重というところで、
 大衆を徐々に引っ張っていくわけである。
 ここが商業デザインの大いに苦労するところである。

 クライスラーが、エアフローといって
 カブト虫みたいな実に独創的な自動車を出したことがある。
 みんなに注目された割には売れなかった。
 
 何年か前のスチュードベーカーが、
 低床でアヴァンギャルド風なスタイルを出したが、
 これも工業デザイナーや業界から賛辞を送られながら、
 意外に売れ行きが悪く、これをきっかけに
 ナッシュと合同しなければならないほど没落してしまった。 

 今年のビュイックも、前景気ほど売れないので、
 メーカーは大衆が浮気で困ると嘆いているようだが、
 これなどもやはり大衆の考えている線から
 離れすぎたせいではないかと思う。」

トヨタがどこかの会社とコラボして
特長のある車を出したことがありました。
見た目の形とか色はとても独創的でしたので
よく目立つクルマだったのですが
そんなに売れたという記憶がありません。

私たちが欲しいと思う車は
現在走っている車は模倣性により
没個性的になっているので
それに比べて少しだけ新鮮味のあるデザインの車です。

最近は技術の進歩により
照明設備が電球からLEDになっているので
従来の電球では考えれらなかった
デザインができるようになり
車をデザインする可能性が広がってきています。

その観点で車のデザインを見てみると
やはり欧州の車のデザインは
日本より少し進んでいる気がします。

LEDを使用して新しい形の
フロントとかリヤを作り上げたのは
ベンツだったと思います。

日本車でもLEDを採用していましたが
直線的なデザインであったりして
センスの違いを感じざるを得ませんでした。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 本田宗一郎 思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。