2017年04月03日

学校を出ても半人前「スピードに生きる」本田宗一郎

本田さんはここでは学校を出ても
専門家とは言えないと言われています。

「技術は人間だというのが私の持論だが、
 デザインもそれ以上に人間だと思う。

 話はちょっとそれるかもしれないが、
 私はいつもうちの若い大学出の
 技術屋やデザイナーにいっている。

 君らは、俺は機械をやったとか、
 電気をやったとか、デザインをやったとか
 ひとかどの専門家だと思っているかもしれないが、
 それじゃ聞くが大学は何年だ。

 四年だというが、正月の休みが一ヵ月、
 春休みが二ヵ月、夏休み二ヵ月を引くと
 一年は一年でも半年しか勉強していないわけだ。

 その半年も休講があったり、サボッたり、
 一般教養科目があったりで、
 ほんとうに得意というか専門科目は
 四年間にどれくらいになるというのか。

 一日七時間労働に割ってみるとおそらく
 四年間学校にかよっても三ヵ月そこいらだろう。
 それぽっち勉強して、俺は技術家だとか
 デザイナーだと得意になるのはまだはやいぞといってやった。」

本田さんの文章を読んでみると
なるほどと思ってしまいます。

その理由は具体的に数字で四年間の学生生活を
勉強している期間と休みの期間を
計算されていて、しかも四年間のうちに
最初の二年間は教養課程ときています。

そうすると私は機械工学科を出ましたといっても
専門の勉強をしている期間は
本田さんは3ヵ月と言われていますが
多くても1年程度となるので社会人になった時点では
ほんとうに駆け出しの技術者と言って良いと思います。

実際の技術者になるには
会社に入って製品を作るために
納期とか目標とされている性能、原価に収めるように
苦心をすることが必要ではないでしょうか。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 本田宗一郎 思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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