健康な体になるということがあるようです。
また、子供の頃は病弱だった人が
大きくなった後は思いも掛けず
健康で長生きすることもあります。
雑誌で紹介されていたのはその一つの例で
学生時代は病弱だったのですが
ある時に見舞いに訪れたおばさんが作ってくれた
桜鯛の潮汁が人生を変えたそうです。
鯛のだしを飲んだ時にそれが指先まで
スッと染み渡って体の細胞の隅々まで
春のエネルギーが注ぎ込まれる感覚をおぼえ
それは薬や注射では得られない力強さで、
その瞬間に生きるということを感じたようです。
その方の食材に対する扱いはとっても丁寧で
人参も皮むき器で剝くのではなく
包丁で薄皮を剝がすように剥いていくのだそうです。
また、調理は命の移し替えとの考えをお持ちで、
食材が調理によって美味しくなり
その命をいただくことで私たちの命となって
生涯生き続けることになります。
だから食材を大切にして
それを生かした調理をして
美味しくいただくということになっているようです。
この命の移し替えとはとっても新鮮な考えで
私たちは他の動物とか植物の命をもらうことで
生きながらえているので
感謝していただくことが大切なのだと思います。
【アンチエイジングの最新記事】