建築家のアントニン・レーモンドさんの
事務所に入って仕事をすることになった様です。
そこで建築関係のいろんな人と一緒に働いたことが
貴重な経験でのちのちすごい財産となったようです。
またレイモンドさんは丸太とベニヤ板でアトリエを
作られていてそれに影響を受けて自宅を作ったそうです。
その自宅というのは32畳のワンルームで、
天井まで吹き抜けときているので
とっても開放感があるつくりでとっても快適に
生活できるのですが、初めて訪問されたお客様は
人とは発想が違う家なので驚かれるようです。
そして家のメンテナンスは自分でされていて
木造の家なので5年に一度は防腐剤を塗る必要があり
マスクと作業用のメガネ、ゴム手袋をはめて塗られます。
家の庭には何種類もの樹木が生い茂って来たようですが
それも人に頼むのではなく
自分で梯子にのぼって剪定をされている様で
自分で住んでいる家とか庭の手入れを
自分の手足を使って行う暮らしが
本当の豊かな暮らしと言えると考えられています。
何ごともお金があればそれを使って
人に物を頼んで生活を維持できるわけですが
何ごとも自分でやってゆくという生活が
本当に豊かな生活という考えは参考にすべきと感じました。

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