2018年03月21日

年をとると心がけが必要「鮮度のある人生」邱永漢

邱先生はここでは、年をとると
同じことをくりかえしたり
自慢話をするようになると書かれています。

60歳から以後は、放置しておけば
ゴミ溜め行き寸前ということだから、
社会からも、また家族からも、粗大ごみ扱いされない
ための工夫が必要だということになる。

私は、自分がまだ年をとる前から
老人たちとつきあっていて、その欠点を観察してきた。
たとえば、、年をとると、人間はどうしてもくどくなる。

頭の中のテープレコーダーがこわれて
クルクルと同じところを空回りするようになるせいか、
同じ話を二回でも三回でもくりかえすようになる。

こういうのを老化現象というんだな。
将来もし自分が年をとったら、
少なくとも同じ時に同じ人を相手に同じ話を
繰り返さないように気をつけなくちゃ、
と私は自分を戒めてかかった。

似たような老化現象はほかにもたくさんある。
やたらに自慢話をしないとか、
孫の話をしないとか、他人に恩を着せないとか、
人のせいにしないとか、年をとるとどうしても動作が鈍くなるから、
なるべく姿勢をよくしてちゃんと歩くようにするとか、
とにかく老人っぽく見えないように心がけている。

それでも寄る年波にはかなわないが、
心がけているのと、全く心がけないのでは、
年のとり方に格段の差が生じてくることも間違いない。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 邱先生の思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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