2018年04月11日

旅と食べ歩きも立派な趣味「鮮度のある人生」邱永漢

邱先生はここでは、生きること自体に
興味を失わない限り、時間をもてあますことには
なりそうもないと、書かれています。

私などは大して趣味も道楽もない人間だが、
時間があれば旅行をしているか、読書をしている。
実はどちらも私の職業と関係があって、
講演や取材のための旅行も多いし、
原稿を書くための読書というのもある。

すると、それはすべてプロとしての行為ということになるが、
旅行にしても読書にしても、仕事とはまったく関係がなく、
ただ好きで、また面白がってやっている場合も多い。

それが結果として仕事に結びついてしまうこともあるが、
将来、仕事と関係がある部分がなくなってしまったとしても、
旅行と読書という時間潰しのやり方はそのまま残る。

現に私のベットの脇には旅行のガイドブックや
旅行記や食べ歩きの本が山と積まれている。
ずいぶん世界中を歩いたつもりでも、
まだまだ行っていないところが地図上でたくさん残っている。

地図を拡げて、あそこもまだ行っていない、
ここもまだ行っていないとというところを数えあげると、
一つずつ埋めていっても一生かかって全部埋められるかどうか。

だから、中国じゅうを歩き回るだけでも、
まだ使っていない時間では足りそうにないから、
残っている時間をもてあますことにはなりそうもない。

読む本に至っては、こちらが読むスピードよりも、
次から次へと新しく出る本のほうがずっと多いのだから、
読む本がなくなる心配もない。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 邱先生の思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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