それに使う道具が気になりますが
さらに道具の手入れも気になります。
弘法筆を選ばずといいますが
凡人の場合はいかに良い筆を使うかで
出来上がりの作品に大きく影響が出ます。
そこで年輪の里で開催の刃研ぎ塾に
参加することにしました。

大きな樹木の向こうに見えているのが
刃研ぎ塾を行う建物となっています。

参加者ですがおじさんばかりと思っていたのですが
実は主婦の方も参加されていて
台所で使う菜切り包丁を持参されていました。
私は錆びだらけになったノミとか
カンナ、包丁などを持参しました。

先生の説明を聞いて、実演もみて
持参したノミを研ぐことにしました。

家の砥石も持参したのですが
刃を研ぐにあたっては、
先ず砥石の面を平らにする必要があり
ガラスの面にやすりを張り付けたものを準備します。

その上に砥石をこすりつけることで
砥石の面を平らにします。
やすりの面が詰まってきたら
それを取り除きながら平らにします。

刃物というものはいったん錆びると
それをきれいに落とす必要があり
たくさんの品物を持参しましたが
結局一日掛かってノミを一本仕上げただけとなりました。

年輪の里は県立の施設のようで
材料費がいらない為か
参加費は800円とバカ安です。
技能を高めるためには
場数を踏む必要があるので
これからも参加できればと思っています。