2018年05月03日

家族にたよれれば本望「鮮度のある人生」邱永漢

邱先生はここでは、老齢化社会は、
福祉にたよるよりも、家族にたよらなければ
ならない社会である、と書かれています。

日本の家庭では核家族化がすすんでから、
子供たちが忙しさにまぎれて
なかなか親の家へ戻ってこなくなったが、
私たちは家族で助け合って生きていかないと
駄目だと思っているので、いまでも子供たちと
毎週のように顔を合わせている。

男の子は、自分たちの仕事を持っているし、
病気の親の面倒まで見てもらうことは期待できない。
親の面倒は、金銭的な面以外には期待できないし、
金銭的な面でも面倒を見てもらう必要がないと、
やさしくしてくれるかどうかだけが心の支えになる。

娘は息子たちに比べたら、
親に会いに帰って来る頻度も多いから
「老齢化社会で持つべきは娘だ」ということになる。

あとは、息子の嫁がどんな気立ての人であるかにかかっているが、
嫁が自分の娘よりももっとできた人だということになったら、
老齢期をしあわせに暮らせる素晴らしい星の下に
生まれた人と言ってよいだろう。

老齢化社会で大切なのは、
家族の紐帯を密接にすることである。

年をとる親の方はやがて子供たちに
厄介をかけることも勘定に入れて、
子供たちを教育する必要がある。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 邱先生の思想研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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