雑誌をめくっていると「社員の賞味期限」
という特集記事が目につきました。
最初は入社後に時間がたって来ると
だんだんと新しいことについていけなくなり
給料泥棒になっていくという話かと思って読み始めました。
たしかにITが当たり前になって使いこなせないと仕事になりません。
これからはAIとうまく付き合って行く必要がありますので
AIを設計できなくてもAIをうまく利用する能力が必要となりそうです。
雑誌では、従来の会社で必要とされていた能力とは
定型業務を効率よくこなす能力で
それを持っていたのは一流大学出の総合職で
彼ら彼女らは与えられた問題の答えを
定型的に導き出せる能力に秀でており
そのために一流大学出の結果となっており
それが定型業務をこなせる証だったようです。
ところが最近は無から有を生み出す能力が
求められるようになっております。
でも、その能力は生まれつきによるところが多くて
努力ではなかなか身につかないようです。
なので、既存社員を教育することを諦めて
社外からその能力を持った人財を持って来ることになるようです。
会社では今までは一流大学出の学生を優先して採用して来ましたが
これからは独創力を持った学生を選別して
採用する必要がありそうで、その選別力が必要となりそうですが
これまた難しい課題となるでしょう。
独創力のない人にそれを求めることで
鬱になることも多いようで
残業が多すぎて鬱になる人より多い可能性もあるようです。
では、独創力のない人材はどうすれば良いのかとなれば
無理してそんな仕事をするのではなく
高給をいただくことができる定型業務に就くことも
選択肢として出て来るようです。
2018年06月07日
この記事へのコメント
コメントを書く