その日はお祖母さんの亡くなった日と同じ日で
お母様が希望されていた自分の親と同じ日に死にたいと言う
希望を叶える事になったそうでそれに気がついて驚いたそうです。
お母様は晩年は一人暮らしで
夜はお一人で過ごされる事になり
さみしい思いだったのでしょうが
下重暁子さんは夜の電話を日課とされていました。
そんな母親がいざ亡くなってみると
みじかな肉親がいなくなった事で
自分がひとりぼっちで次は自分の番と
身震いする思いだったようです。
一人になった事で孤独と付き合う事になったわけですが
下重暁子さんは連れ合いとか事務所にも内緒で
自分が一人で仕事が出来る場所を探して
その秘密基地での生活を楽しむ事をされています。
下重暁子さんにならえば
自分の家で自分が一人になれる場所がない場合は
別の場所に場所を確保するという選択肢が考えられます。
食事のことを考えると
繁華街に近いワンルームマンションがいいように思います。
その場合は家賃が高くて手が出ない気もします。
レンタルオフィスとかも考えられますが
なかなか空きがないのが現状で
時間を持て余した方が多いのか
仕事のために安く場所を確保したい方が多いのかもしれません。
自分だけの秘密基地を確保することで
誰にも邪魔されず自分を見つめ直す孤独な時間を持つことになり
自己表現の仕方とか、楽しみ方を見つけることが出来る
可能性が生まれるのではないでしょうか。

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