「孤独のすすめ」という本がありますので
内容を紹介したいと思います。
第1章では老いについて書かれていて
歳をとるとこれまで出来ていたことが出来なくなり
自分も歳をとったと感じます。
それに逆らうのではなく諦めて受け入れる必要があります。
五木さんは大好きだった車の運転を
自分の運転能力の低下を感じられて辞める事にされています。
五木さんは自分が80歳を過ぎても生きている事に驚かれ
なぜ生きているのかその理由について考えを巡らされています。
昆虫などは性交能力が無くなると死んでしまいますが
人間は生き続けて100歳までも生きる時代となりました。
その理由は人間には「生存欲」という本能があるからとされています。
五木さんご自身は、これからの世界がどの様に変わっていくのか
その変貌を見届けたいと思っておられます。
また、一番知りたいこととして自分の寿命と書かれています。
たしかに自分の寿命がわかればその時期に向かって
自分の人生を計画することができますが
この事は神のみぞ知る事ですので
自分で死ぬ時期を設定して人生設計を立てる必要があります。
最近は100歳まで生きる時代ですので
その年齢まで生きるとして生活費の確保と
生きがいを準備しておく必要がありそうです。

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