2020年02月24日

ギグワークが輸送網を救うか

日経新聞で気になった記事を紹介します。

物流業界というとヤマト運輸が有名ですが
通販の拡大に伴い遅延が各地で続出するなどの
「物流クライシス」が2017年にあらわになりました。

ヤマト運輸は残業代金の未払いとか
ドライバーの確保が難しく運賃を上げざるを得ないなどの状態となり
運賃の4割値上げなどを要求することになりました。

日本郵便では都内では1200円〜1300円で
配達員の募集を掛けているのですが
ここ数年は人が集まらない状態となっています。

そんな物流業界の隙間を埋めるのが
「ギグワーカー」と呼ばれる人たちで
空いた時間にネットで単発の仕事を請け負います。

この様な仕事をするにあたって
仕事を辞めて始めた方もおられれば
新聞配達員が副業として宅配をする場合もあるみたいで
その場合は地域を知り尽くしているので適材となりそうです。

物流業界からするとこのような働き手の存在は
繁忙期に輸送量に応じて柔軟に働き手を増やすことが出来るので
労務費を固定費にすることなく対応できるので好都合となっています。

しかし働き手側からすると
仕事が常にある保証はない上に
原則として雇用保険も適用されないので
無収入となるリスクと隣り合わせとなっています。

実例としては配達中にスリップ事故を起こして
ケガが治るまでの3ケ月間無収入になった人がおられるようで
ギグワーカの怖さを実感したそうです。

そこで、事故の補償とか報酬を決める基準の透明性を求めて
労働組合を立ち上げることにしたそうで
ギグワーカーを保護する仕組みの整備は未整備となっています。

物流業界にとって救世主になるかもしれない
ギグワーカーですが仕事として定着するかは
補償問題がしっかりとするかがキーとなりそうです。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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