2020年11月14日

JCRが脳に届薬の実用化に挑んでいる

日経新聞で気になった記事を紹介します。

兵庫県の芦屋市に本社があるJCRファーマが
世界初の技術開発に挑んでいるとの記事です。

この会社が持っている技術として
脳内に薬の有効成分を届ける
「J−ブレイン・カーゴ」というものがあります。

脳には異物を取り込まないようにするための関門があって
通常は薬の有効成分は関門でストップされてしまいます。

その為に従来は頭蓋骨に穴を開けて
そこから薬を注入するという外科手術しかなったそうですが
この技術を使う事で静脈注射で薬を脳内に届けられます。

この技術は脳が血液中の鉄分を取り込む仕組みを利用していて
鉄分を吸収するための受容体に医薬品の成分を
くっつけて関門を通過させるそうです。

JCRは9月にこの薬の承認申請を行っており
承認されると世界初となるようで
将来的には認知症などの治療にも応用が出来る
可能性があると書いています。

JCRをHPで見ると本社は芦屋にありますが
神戸市の西区に研究所とか工場をいくつか持っているようです
従業員数は650名と中規模の製薬会社です。

小さい会社なので大手の様に
資金力とか営業力が必要なガンなどの市場には手を出さずに
あえて「隙間」分野に資源を集中させているそうです。

その為に先進的な薬の開発につながっているみたいですが
隙間を狙うだけではなくて研究風土が良いみたいで
空き時間があれば自由に研究をしても良いという文化があり
それが従業員の遣り甲斐にもつながっていて
良い結果をもたらしているのでしょう。

人間は人から言われてするよりも
自分がアイデアを出して行う方が遣り甲斐を感じるので
そのような風土があれば労使のどちらも幸せとなるのでしょう。

ちなみに株価はここ最近は右肩上がりとなっていて
10年前に買っていれば10倍にはなっている感じです。
これから先はどうなるかは分かりません。
posted by 素朴な自由人 at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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