頭の片隅にその言葉が残っていたのですが
本屋をブラついていると
「RPA革命の衝撃」という題名の本が
目に飛び込んできたので購入しました。
RPAとは Robotic Process Automation の略で
これまでは人間がやっていた事務作業を
ロボットにやらせようとする取り組みの様です。
このRPAによって事務の効率化が図られて
人間は単純作業から解放されることで
より高度な仕事をすることが出来るようです。
書籍の帯には「10年後、ホワイトカラーの
仕事の47%が無くなる?」と
大きなインパクトがあることを謳っています。
日本の仕事の生産性というのは
製造現場に比べて低いとよく聞きます。
そしてそれを改善するために業務をIT化して
簡素化しようとする取り組みがありました。
それはBPR(Business Process Re-engineering)と呼ばれるものです。
しかし業務の流れを見直して最適化するという取り組みは
素晴らしいのですが実行することは大変であったようで
費用も見直しするための工数も大変だった模様です。
今回のRPAは現状の仕事を極端にいえばそのまま
ロボットにやらせるという取り組みで
言い換えれば悪い仕組みのままで自動化するが
人の工数は大幅に削減できるといった感じみたいです。
欧米ではすでに進んでいるみたいで
日本でも先進企業では取り組みが始まっていて
本の中でもいくつかのケースについて紹介されています。
RPA関連の企業も上場しているようですので
今後の動向に注目してみたいと思います。
