有田焼というと磁器が思い浮かびますが
その中で「青花」ブランドの食器が1点我が家にあります。
どんな食器かというと八角形のお皿で
青花独特の水兵さんなどの絵柄が描かれているものです。
秋の有田まつりではしん窯で工房見学のツアーがあるという事で
開始時間に間に合うように無料バスで移動しました。

見学ツアーはしん窯の社長さんである
梶原社長が直々に案内してくださいました。
こちらはろくろで成形しているところです。

焼き物作りというとこのイメージがありますが
最近はニトリ、無印良品、100円ショップなどで
安い器を販売しているので焼き物業界は大変とのことです。
工房内には作成途中の物も棚に置かれていて
コップに青花特有の水兵さんの図柄が描かれています。

梶原社長によると焼き物の世界は分業制で
デザイナー、成形する方、絵付けする方と
別々になっていてその間を取り持つのが社長という事の様です。
こちらは工房内の様子です。
筆を持って食器に絵付けをされています。

最初に見たのは手作業による成形でしたが
こちらでは型による成型作業の様子が見られます。

この工程は絵付けされた物に釉薬をつけているところです。

最後は炉に入れて焼くわけですが
絵付けされていないコースターのようなものに載せて焼きます。

持ち手がついているカップは
カップが変形しないように斜めになった台に載せて焼くそうです。
この方法は梶原社長さんが考案されたものだそうです。
梶原社長はなかなかのアイデアマンで
いろんなことにチャレンジするのがお好きなようで
やりたいことがたくさんあるとおっしゃっていました。
アイデアがたくさんあってチャレンジ精神があるので
いつまでの若々しく元気で仕事で来ているのではと感じました。
梶原社長の生き方を見習いたいものです。
posted by 素朴な自由人 at 00:00
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