「ときをためる暮らし」という
タイトルの本が目にとまりました。
作者は「つばた英子・つばたしゅういち」となっています。

出版社は自然食通信社で
あまり聞きなじみのない名前です。
この本は作者のお二人の生活ぶりを
聞き手の水野恵美子さんと写真家の落合由利子さんが
千葉から愛知県にあるお二人の住まいを
一年間にわたり取材されてお話を聞かれて
それを本にされたというので
それだけでも驚きの事実です。
本の内容としてはつばた夫妻の日常生活を
紹介したものですが
家の庭にいろんな樹木とか
野菜を栽培されていてそこで採れたものを
利用して生活されている様子の紹介です。
お金はないけれどかなりの部分を
自給自足しながら
その生活を楽しんでおられる様子が伝わってきます。
採れた旬の野菜を冷凍保存したり
加工して梅干しとからっきょとかを
つくって保存するなど手間ひまを掛けられていますが
その過程も楽しんでおられるようです。
この本を読んで
自給自足の生活を楽しむことと
人の生活を取材して本を作り上げるという
方がおられるという点に関心がわきました。